※本記事はマイナビニュースの編集・制作により掲載されたタイアップ記事の二次利用です。

 

「未来の金融を創造する。」を掲げ、常識にとらわれない挑戦を続けているオンライン証券会社マネックス証券。

 

NTTドコモとの協業や、顧客ニーズに合わせたAIサービスの提供など、「一歩先の未来の金融」の実現と同時に、すべての人が自由に投資できる「投資の民主化」を着実に形にしています。こうした取り組みを支えているのが、柔軟な働き方と挑戦を後押しする企業カルチャーです。今回は、新規事業や社内変革の最前線で活躍する田邊さんと篠原さんに、それぞれの取り組みの裏側と、マネックス証券で働くリアルな姿についてお話を伺いました。

 

NTTドコモとの協業で「ポイント経済圏」に参入! 加速する“投資の民主化”

 

――まず、マネックス証券が取り組む「投資の民主化」について教えてください。

 

田邊:もともとオンライン証券自体が、個人投資家のための存在として始まった背景があるので、「投資の民主化」は業界全体として大きなテーマです。マネックス証券もその流れをリードしながら、投資を自分ごととして取り組めるように支援しており、その一環として取り組んでいるのが、NTTドコモとの協業です。

 

「未来の金融を創造する。」をカタチにする協業の取り組み

 

――具体的に、NTTドコモとはどのような取り組みを行っているんですか?

 

田邊:一番力を入れているのが、これまでまったく投資に触れてこなかった方に投資を始めてもらうための取り組みです。たとえば「dカード積立」は、NTTドコモが発行するクレジットカードを通じて、気軽にクレカ積立ができるようにしたものです。また、dアカウント(NTTドコモが提供する共通ID)とマネックス証券の連携によって、ポイントがたまる・つかえる仕組みも提供しています。加えてd払い(ドコモ提供のスマホ決済サービス)アプリ上で誰でも簡単に証券口座を開設し、積立投資を始められるたとえば「かんたん資産運用」というサービスも開始したところです。

 

 

――NTTドコモと協業に至った背景には、どんな狙いがあったのでしょう?

 

田邊:今は金融サービス全般が細分化し、多様な機能やサービスが提供されていますが、それと同時に金融はより生活に密着した存在になりつつあります。わかりやすいところでいうとショッピングなどで貯まったポイントを、どこでどのように使うかという「ポイント経済圏」の仕組みですね。現在はいくつかの大きな経済圏が形成されており、その中で存在感を発揮していくためには、信頼できるパートナーとの連携が必要でした。今回はNTTドコモという素敵なパートナーと組めて、本当に嬉しく思っています。

 

既存の枠にとらわれない“クラフト感”。他社との協業で感じる「マネックスらしさ」

 

――“他社との協業”という仕事に関わる中で、どのようなところに面白さを感じていますか?

 

田邊異なる企業文化が混ざり合う中で、新しい価値観を学べるところです。僕は以前、グループ会社のコインチェックに出向していたのですが、スピード感や意思決定のスタイルが全然違っていて刺激的でした。たとえば、ベンチャー的な企業風土のあるコインチェックではスピーディなボトムアップが特徴的でしたが、NTTドコモのような大手企業では、合意形成を重視する文化がある。その違いを活かして進めるのが協業の醍醐味ですね。

 

左:マネックス証券株式会社 コンタクトセンター 東京受電グループ 松隈 圭斗、
右:同 鹿島 美彩

篠原:私も異業種の方々とミーティングをする中で、「金融の常識が通じない」という場面が多々あります。でも、そこに面白みを感じますし、新鮮な考えに触れることですごく勉強になっています。他社のネームバリューやサービス力を活かして、新しい価値を創っていく、「1+1を2以上にする」というプロセスにもやりがいを感じます。

 

――取り組みを行う中で、「マネックスらしさ」を実感する場面などはありますか?

 

田邊既存の枠にとらわれず、常に新しい発想を持って業務を進めていく姿勢に「マネックスらしさ」を感じました。証券サービスは規制業種で、競合との差別化がしにくい業界です。そんな中でも、マネックス証券はお客様に有益な情報を提供しようと努めてきました。たとえば日本株銘柄分析ツール「マネックス銘柄スカウター」。これは個人投資家の方々が「こういう情報がほしい」と思うポイントを徹底的に考え抜いた結果、生まれたものです。世の中にまだ存在しないけれど、あったら便利だと思われるものを、既存の枠にとらわれずに形にしていく。そういう“クラフト感”が強みだと感じています。

 

篠原:私が感じる強みは、お客様に“熱量の高いファン”がいることです。他のオンライン証券との手数料競争に乗らずとも、サービスの細部にこだわるマネックスの姿勢に共感してくれているお客様がいて、その方々に支えられています。弊社設立から25年にわたって積み上げてきた信頼が、マネックス証券の強みだと思いますね。

 

AIが生む新たな金融のスタンダード。「AIサービス推進室」の挑戦

 

――2023年7月に「AIサービス推進室」を立ち上げたそうですが、その背景や具体的な取り組みについて教えてください。

 

篠原:ちょうど生成AIが話題になってきたタイミングで、社長の清明から「お客様が直接触れる部分で、AIを使って新しい体験を提供できないか」と声がかかったのがきっかけです。そこで立ち上がったのが「AIサービス推進室」でした。この部署では、業務効率化よりも“お客様への新しい体験の提供”を主目的にしています。たとえば、AIアバターアナリスト「AIハッチ」による株式解説動画や、チャット形式で株価情報を提供する「マネックスアシスタント(β版)」など、投資体験の幅を広げるサービスを展開しています。

 

――AIハッチなどのAIサービスを展開したことで、実際にどのような反響や変化がありましたか?

 

篠原:米国株アナリストでハッチの愛称をもつ岡元兵八郎のアバターを作ったのですが、YouTubeの視聴者やセミナーにご来場いただいた方からは「アバターが本人かと思った」「こんなにリアルなアバターが作れるのか」といった声を多くいただきました。現時点で明確な数字的な効果(取引増加や収益向上など)はまだ出ていませんが、「マネックスらしい取り組みだね」といった声もいただいています。

 

 

――今後、AIを使って挑戦したいことはありますか?

 

篠原:証券業界はかつて取引所に人が集まっていましたが、インターネットで一変しました。今はそれが当たり前ですが、次はAIによってまったく違うスタンダードが生まれる可能性があると思っています。そのときに、「マネックスが先頭に立って変革している」と思ってもらえるように、新しいサービスを世に出していきたいですね。今はまだ具体的に予測できない部分も多いですが、時代に合わせて新たな提案をしていければと思っています。

 

育休、リモート、フレックス制……マネックス証券の充実した福利厚生と働き方

 

――お二人とも育休を取得されたと伺いました。育休取得の前後で、何か働き方や考え方に変化はありましたか?

 

田邊:仕事に対するモチベーションは以前から高かったので、育休前後でそこは変わりませんでした。ただ、家族と過ごす時間の大切さはすごく実感しましたね。復帰後は在宅勤務を取り入れるなど、よりプライベートも意識した働き方に変わってきたと思います。それができるのも、マネックスの制度や環境があってこそなので、本当に感謝しています。

 

篠原子が生まれてからは、朝型の働き方にシフトしました。夜は家族との時間をしっかり取りたいので、たとえば夏の暑い時期は陽が昇る前に出社して早く帰宅することもあります。朝の社内はとても静かで、集中作業には最適です。

 

――制度面や職場環境で、働きやすさを感じるポイントがあれば教えてください。

 

田邊:やっぱり在宅勤務できる柔軟性は大きいですね。部署ごとに方針は異なりますが、私がいるグロース戦略推進部では、在宅と出社を自由に調整できます。出社しなければできない業務のときは出社しますが、それ以外は自由度が高い。家庭の事情に合わせて出社ペースも変えられますし、助かっています。

 

篠原朝型の働き方に移行できたのは、フレックスタイム制度のおかげです。コアタイムが11時〜14時という決まりはありますが、十分に柔軟な働き方ができる制度だと感じています。また、週の半分程度は在宅勤務をしておりますので、柔軟に働ける環境が整っているのは嬉しいですね。

 

マネックス証券株式会社 コンタクトセンター 八戸受電グループ 中村 瞳

――お二人は今後、マネックス証券でどのようなキャリアを築いていきたいと考えていますか?

 

田邊:これまでデジタルマーケティング分野を中心にスキルを磨いてきましたが、今後はそれだけではなく、会社全体の方針を動かすような業務にも関わっていきたいと思っています。たとえば現在のNTTドコモとの協業のような、大きなプロジェクトを動かす立場にもっと挑戦していきたいですね。

 

篠原:AI関連の取り組みをしていると、10年後には今の仕事の大半は人の手を介する必要がなくなるのではないかと感じます。それくらい技術の進化は早い。だからこそ、自分の仕事のやり方を常にアップデートし続けていくことが大事だと思っています。人間にしかできないことを見極めながら、便利なツールを柔軟に取り入れて、自分の価値を高めていきたいです。

 

NTTドコモとの協業による間口の拡大、ユーザーの体験価値を意識したサービス設計、そしてAIによる革新。マネックス証券が目指す“一歩先の未来の金融”は、形を変えながら着実に前進していくでしょう。