清明 祐子 マネックスグループ株式会社 代表執行役社長CEO
清明 祐子 マネックスグループ株式会社 代表執行役社長CEO

企業理念の実現のために
グローバルな舞台でサステナブルに
存在価値を高めていくことを目指します

 

私たちは、サステナブルなマネックスグループの成長、そして企業理念である「個人の自己実現を可能にし、その生涯バランスシートを最良化することを目指す」ことで、一足先の未来を切り拓くことに、役職員一同がコミットしています。

 

祖業である証券ビジネスでは、新しい時代におけるお金との付き合い方をデザインし、個人の投資・経済活動をサポートするサービスを提供してまいりました。2021年に改定した企業理念では、非金融・非財務的な意味も含めた個人の自己実現を可能にするための事業やサービスの提供を通じて、個人の生涯バランスシートを最良化することを目指すと宣言しました。

 

目まぐるしくテクノロジーが進化する中で個人の未来は大きく変化します。私たち自身がテクノロジーを取り入れ、人の未来を想像し、その中で必要となるビジネスを創っていくことが私たちの成長にとって不可欠です。

 

マネックスグループは創業以来、イノベーションを起こすための基盤として、国籍や性別、年齢や役職に関係なく、多様な考えや個性を持ったすべての役職員の声を尊重し合う企業風土と文化の構築を心がけてまいりました。イノベーティブなサービスや取組みは、「イデイアワード」と呼ばれる社内表彰制度において、毎年選定され、挑戦するということが奨励される企業風土を形成する一助となっています。

 

また、人材育成においてもダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン(DEI)の取組みについてコミットしており、社員の能力を重視し能力に合わせた昇進を実現しています。性別、年齢、国籍などによらず企業価値への貢献度を唯一の評価基準としているため、女性や外国人社員、そして若手層の管理職者も増加しています。さらに、日本に拠点のある主要グループ会社においては、男女を問わず社員が育児休暇を取得しやすい環境を提供しており、男性でも平均で3か月~4か月の育児休暇を取得している結果となっています。

 

急速に変化する現代の複雑なビジネス環境において、異なる視点を積極的に受け入れる企業文化が、イノベーションの推進や様々な課題に立ち向かう組織の強化に不可欠であると信じており、DEIは引き続き最優先事項として推進して参ります。

 

マネックスグループが2018年から本格的に取組んでいるサステナビリティを意識した情報開示は、外部ESG評価機関から高い評価を受けています。結果として、GPIFが採用する日本株を対象としたESG投資指数のうち6つに選定されています。これからも私たちの企業理念の実現のために集まる人材と共に、グローバルな舞台でサステナブルに存在価値を高めていくことを目指します。