※本記事はマイナビニュースの編集・制作により掲載されたタイアップ記事の二次利用です。
「個人の自己実現を可能にする」という軸を据えて、多様な事業を展開するマネックスグループ。その幅広い取り組みを支えるのは、グループ全体に根付いた共通の文化と価値観です。今回は、挑戦から生まれるイノベーションや、国籍・キャリアの垣根を越えて多様性を尊重する組織のリアルにフォーカス。経営と現場、さらには異業種でも活躍する山田さんと万代さんに、マネックスグループで働く魅力を伺いました。
「顧客本位」と「誠実さ」を貫くマネックスグループの企業文化
――まず、マネックスグループが掲げる「個人の自己実現を可能にする」考え方は、事業や意思決定にどのように反映されていると感じますか?
山田:当グループには内部からスピンアウトして生まれた企業と、M&Aなどでグループ入りした企業の大きく二種類がありますが、どちらにも共通するのは、企業理念に深く賛同してくれている点です。例えばコインチェックや米国のトレードステーションもM&Aでグループ入りした企業ですが、いずれも「生涯バランスシートの最良化」を通じてお客様の資産運用や保全を支援し、自己実現に貢献するという方向性は完全に揃っています。この考え方は、グループ各社の根底にしっかり根づいていると感じています。
――続いて、グループ全体で共通して大切にされている価値観について教えてください。
山田:やはり「お客様を大事にすること」ですね。これは社員を含むすべてのステークホルダーへの敬意の表れでもあります。マネックスグループでは、ヴィリングのように非金銭的な価値を提供する企業もありますが、いずれも「サービスを通じて人の人生を豊かにする」目的を大事にしています。
現場から生まれるイノベーション。挑戦を後押しする風土と文化
――社員一人ひとりの挑戦を後押しするために、グループとして意識している風土や仕組みなどはありますか?
万代:マネックスという社名そのものが、「Money」の「y」を「x」に進めた造語で、常に一歩先を見据えることを象徴しています。それもあって、社員にも「先進的なことをやらなきゃ」という意識が自然に根づいていると感じます。
万代:具体的な取り組みとしては、「イデイ・アワード」という年間表彰制度があります。先進的な取り組みを行った社員をみんなで推薦し、年末に選出・表彰する仕組みです。これはソニーの元会長・出井伸之さんが創業者の松本大を支援した経緯に由来しています。また、現場の発想を実現する際に、法務など他部署の人たちも「どうすればできるか」を一緒に考えてくれる。そうしたフォロワーシップが根づいている風土が、挑戦を後押ししていると思います。
多様性がもたらす視点と相乗効果。キャリアを超えた“適材適所”の実践
――国籍・性別・キャリアなど、多様性に富んだメンバーが集うマネックスグループですが、それがチームの成果につながったと実感した場面はありますか?
山田:社風として、もともと人権意識が高い社員が多いように感じていますが、多様性を人工的につくるというより、人そのものを尊重する社風の中で自然に多様性が生まれていると感じます。異なる経験や価値観が集まることで、同じ情報を見ても解像度が異なったり、思いもよらない視点からの発言があったりする。そうした違いのぶつかり合いが、イノベーションにつながっていると思います。イノベーションというとゼロから新技術を生み出すイメージがありますが、実際には既存の組み合わせから思いがけない効果を生むケースのほうが多い。そういった意味でも、多様なバックグラウンドは非常に重要です。
万代:多様性があるということはリスクを見抜くうえでも有効で、例えば、M&A案件に対して「これは大丈夫だろうか?」と異なる視点が入ることで、多面的にリスクや計画の現実味を検証することもできます。また、グループ各社に様々なバックグラウンドを持つ人材がいて、彼らが各社を行き来する中でノウハウが共有されるというのもメリットですね。
――マネックスグループのカルチャーを象徴する「フェアネス」「適材適所」について、実感できるエピソードなどがあれば教えてください。
万代:僕は新卒からずっとマネックスにいるので他社と比較はできませんが、いわゆる社内政治のようなものはほとんど感じません。何事もオープンにディスカッションできる文化があると思います。適材適所については、「若者向けのアプリは若者が企画すべき」という判断から、入社5年目の僕にスマホ投資アプリ「ferci」のプロジェクトリーダーを任せてくれました。バックオフィスやシニア向けの施策にはベテランが携わるように、自然と「その人に合ったポジション」が割り当てられている印象もあります。
時代の先端を走る組織であるために。求められる知的好奇心とチーム志向
――山田さんは著書『ファラオの密室』で『このミステリーがすごい!』大賞を受賞するなど、作家としてもご活躍されています。職場環境が後押ししてくれた部分はありますか?
山田:執筆当時はコインチェックに専門役員として携わっていて、正直、マネックスに入ってから一番忙しい時期でした(笑)。ただ、その忙しさもいい刺激になった部分はあったと思いますし、大賞を受賞したときも会社がプレスリリースを出してくれたんです。僕が頼んだわけではなく、社内から「ぜひ出そう」と。多様性を認めてくれることが本当にうれしかったですし、お題目として掲げるだけではなく、本当に尊重されていると感じました。
――会社によっては、「小説を書く暇があるなら仕事に集中しろ」と言われかねないですからね。万代さんにもお聞きしたいのですが、ずばりマネックスで働く面白さとは?
万代:事業も組織もダイナミックに変化し続けているところですかね。僕が入社した2014年頃は、まだマネックス証券とトレードステーションの2本柱でしたが、今やコインチェックが加わり、マネックス証券がNTTドコモと資本業務提携するなど、10年前では想像もできなかったことが次々と起きています。実際、今後の10年も全く予想がつきません。でも、それが逆に楽しいですし、その不確実性の中にいられることに面白みを感じますね。
――あえて「予測不能な10年後」を予想すると、どんな未来が待っていると考えますか?
山田:今ある事業が伸びるのが前提で考えると、AIやクリプトなどもまだ発展途上なので、それが世の中にもっと広く受け入れられ成熟すると思います。その結果、新たなサービスが生まれ、次の柱になるような新しい事業が生まれているはずです。そして、それを担うのがゼロ室(新規事業部)の役割なのだろうと感じます。
万代:ブロックチェーンがさらに普及すれば、今ある証券会社のような存在が不要になる可能性もあります。その代わりに、KYC(Know Your Customer:本人確認)された安全なトランザクションを支える新たなプラットフォームが必要になってくるかもしれません。そういう変化を先取りして、新しい金融商品や価値交換の形をグループのなかでつくっていけたらと考えています。
――予想がつかない未来でも、常に先を見据え、新しい価値を世の中に届けていこう、と。最後にマネックスグループとして「一緒に働きたい人」のイメージを教えてください。
山田:第一に知的好奇心がある人ですかね。未来が予測不能である以上、変化を恐れず、新しい知識や経験を楽しめる人でなければイノベーションは起こせないと思うんです。深く、広い知識を持ち、いろんな人と掛け合わせることで、新しい価値を生み出せると思うので、そういう人と一緒に働きたいですね。
万代:僕も基本的には同じですが、加えるとすれば 「チーム志向」のある人だとなおいいですね。自分だけが前に出るのではなく、組織や社会全体を良くするために動ける人。もちろん大前提として、知的好奇心があって、マネックスのミッションやビジョンに共感していただけることも大切だと思います。
多様な事業や多国籍な人材を抱え、一体感のある組織文化を育むマネックスグループ。現場から生まれるイノベーションや多様性を活かした柔軟な組織運営が、マネックスグループを次なる進化へと導いていくはずです。

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