
「キッズワークショップ」でコラボ、
子どもたちにワクワク体験を提供
マネックス証券×ヴィリング ブロックと投資体験の融合

初めて金融ではない業界の企業としてグループ入りしたヴィリング。
違う業界だったからこそ実現できた協業企画の実施経緯とイベント内容をご紹介します。
マネックス証券は2017年から、夏休み期間に開催される森ビル主催の「キッズワークショップ」というプログラムに毎年出店しています。2020年と2021年はコロナ禍でオンライン開催となっていた本プログラムでしたが、2022年は久しぶりにオンラインではなく実際に六本木ヒルズで実施できることになりました。
リアルなワークショップを復活させられるなら、コロナ前よりもパワーアップした企画を作れないだろうか。何回か企画会議を重ねるうちに「キッズ向けのワークショップができる会社」が半年ほど前にグループ会社になっていたことに気づきました。その会社とは「株式会社ヴィリング」。教育ビジネスの会社なので、お金というトピックとのつなげ方は浮かばないものの、協働できる可能性を探る結論に。
早速ヴィリングにイベント主旨を伝え「今あるヴィリングのワークショップに“お金”の要素を加えたオリジナル企画を作れませんか?」と相談を持ち掛けたところ、社長の中村一彰さんが「やりましょう、考えます!」と応えてくれました。
1か月後、「ヴィリングが実施しているワークショップに“ピタゴラ装置を作る”というものがあるのですが、より良いパーツを手に入れるために投資家(役のスタッフ)に作りたいものを説明(プレゼン)して出資(お目当てのパーツを)もらう、というスキームを入れて実施するのはいかがでしょうか」という激しく魅力的なアイデアのお返事が。
めでたく出店内容が決まり、「キッズワークショップ」のイベントサイトで参加者募集をかけたところ申込みが殺到、2022年に実施した同プログラムの中で圧倒的一番人気となっている、と嬉しいお話を森ビルからいただきました。イベント当日、かなりの高倍率の中から当選し参加してくれた子どもたちはすぐに主旨を理解し、「こういうの作りたいからかっこいい滑車ちょうだい!」などとスタッフと掛け合いながら真剣に信じられないようなクオリティのピタゴラ装置を完成させてくれました。
かなりの評判の良さに、マネックスグループのファミリーデーでも同じ企画を実施いただけないかとお願いし、社員の子どもたちもヴィリングのワークショップを体験。マネックスグループの中で、初めて金融業界以外からグループ入りしたヴィリングという会社の存在感が大きく増した一日となったことは言うまでもありません。
さらに2023年夏、企画はパワーアップして帰ってきました。作るのはピタゴラ装置から「レジャーランド」に。子どもたちは予めお金をもらい、それで好きなパーツを一定量買えるのですが、お金を増やしてもっといいパーツを手に入れたければ投資家に説明し、お金を増やして(投資してもらって)必要なパーツを買いに行く、というスキームに。より一層「投資」を体感できる内容になったワークショップは、今度も想像力豊かな子どもたちのおかげで大成功。
企業理念にもある「生涯バランスシートの最良化」に向けて金融と教育は不可分であり、この取り組みはまさにマネックスグループが目指すことを実現した協業となりました。