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- 「ART IN THE OFFICE 2013」作品:「Work in progress」/2013年/ペンキ、ジェッソ、塩化ビニールシート、パネル、他
本年度は108作品案の中から、野原万里絵さんの作品「Work in progress」が選出されました。
「Work in progress」とは、取組中、作業中、完成していないことを意味しています。今の私の制作スタイルとマネックス証券の「一歩先の未来の金融の創造」というスタイルを重ねあわせて表現しました。

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- 作品:「Work in progress」/2013年/ペンキ、ジェッソ、塩化ビニールシート、パネル、他
私の制作は、与えられた場所によって形態を変化させ、その場所・人とのコミュニケーションを通して絵画を描くことを目指してきました。今回のプログラムでも、会社のプレスルームという私には馴染みのない場所でしか得られない体験をもとに制作できたことをとてもうれしく思います。
今回実施したワークショップでは、社員のみなさんからマネックスのイメージや色、形などをお伺いし、最終的に作品の中にそのアイデアを取り込みました。参加してくださった方すべての形が、作品の中のどこかに隠れてあります。社員のみなさんとのコミュニケーション、オフィスでの作品制作、全てが普段とまったく異なった環境で、とても刺激的な2週間でした。社員のみなさんと共に制作出来たことは、作品のアイデアの発展にもつながり、貴重な経験をさせていただきました。
「Work in progress」とは、取組中、作業中、完成していないことを意味しています。今の私の制作スタイルとマネックス証券の「一歩先の未来の金融の創造」というスタイルを重ねあわせて表現しました。1年間の展示を通して、社員や来客のみなさまに愛されるような作品になればと思います。
野原万里絵
1987年大阪府生まれ。2012年Royal College of Art (London)交換留学。京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了。「アートアワードトーキョー丸の内2013」にてフランス大使館賞、オーディエンス賞を受賞。若手芸術家・キュレーター支援企画「1floor 2013」入選。油彩で絵画を描く際の曖昧なプロセスを細かく分解し、他人の意志や偶然性を用いながら、プロセスに個人的なルールを設けて絵画を描くことを試みている。作者の意志をなるべく排除することで起こる予測不可能なことを作者自身が受け入れることによって、作者の意志とは、作品とは何かということを問いながら制作している。

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- 参考作品:「Unpredictable-working title-」/2013年/紙、油性ペン、ガムテープ、他
- Unpredictable-working title-」は、「ART IN THE OFFICE 2013」の受賞作品ではなく、野原氏の既存の作品を、今回の作品案の参考として掲載するものです。
- 無断転載・複製を禁じます。
塩見 有子氏(NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]理事長)
今年は応募数も多く、クオリティの高い作品が増えました。それだけに、審査も難しかったのですが、この作品をプレスルームで見てみたいという衝動にかられ、気がつくと強く推していたように思います。
野原さんは大学を出たばかりですが、自分がなぜ制作をしているか、何を表現し、追求したいかと問いに対して、現時点での明解な回答を持っていて、それをうまく作品として表すことができる作家だと感じました。空間の使い方、素材の選び方、イメージの展開の仕方など、どれも興味深く、今回の「ART IN THE OFFICE」を契機として益々の活躍を期待したいと思います。
島田 淳子氏(GALLERY SIDE 2 ディレクター)
様々な思索をする若手作家のバリエーションとクオリティの素晴らしさに触れることができた今回の経験は貴重なものでした。また、彼らが自由に表現できる場としてのプログラムの真摯な姿勢にも感動です。
今回の受賞作はオフィスという場にチャレンジングな空気を伝える作品の可能性を感じます。このまま勢いよく、部屋を訪れる皆が新たな発想ができるような作品を期待しています。
田中 仁氏(株式会社ジェイアイエヌ代表取締役社長)
たくさんの素晴らしい作品から楽しんで受賞作品を選ぶことができました。キャンバスから飛び出る勢いと常識を疑うような枠にはまらない作品が印象的で、マネックス証券の雰囲気とも合致する作品が選ばれたと思います。
今回、審査員として現代アートに初めて長時間触れる機会をいただきました。普段過ごしているビジネス中心の生活とは違う、新しい自由さを感じることができ、今後の生活に刺激が加わりそうです。ありがとうございました。
椿 玲子氏(森美術館アソシエイト・キュレーター)
100件超もあると審査も大変ですね!作品の完成度にはバラつきがありますが、どの応募作品からも応募者の方の意気込みを感じましたので、それに負けない心持ちで選ばせていただきました。また審査員の皆さんとも率直な意見交換をしながら、とても楽しく審査を行うことができたので参加させて頂けてよかったです。今後も是非、この素晴らしいプログラムを続けていってください。
受賞作は、画用紙を伸びやかにはみ出しイメージが生成されて行く様子が、現代都市のネットワークが実際の物理的なストラクチャーを超えて生成していく様子を想起させ、現代的で元気があって面白いと思いました。実際に、このオフィスに似合う作品だというのも選定理由です。
松本 大(マネックス証券代表取締役会長CEO)
毎年恒例の審査会。誰よりも私が一番楽しみにしています。新しい作品、新しいアーティスト、そして新しい審査員との出会い。全てがコンテンポラリーに、今の時代、今のマネックスに合った形で表れるのが6回目になる「ART IN THE OFFICE」の楽しさです。今年の作品は枠を抜けていきそうで、今のマネックスに合うと思います。「ART IN THE OFFICE」はこれからもずっと継続していきます!




