本プログラムに参加した経験がある2名の社員に、日常業務とは直接関係ない本プログラムが自分たちにどのような効果があったか、それぞれが感じたことなど話してもらいました。両名のコメントと併せて、社員アンケートの結果の一部を紹介しています。社員アンケートの全ての結果は、ページ下部にあるPDF「社員アンケート結果まとめ」でご覧いただけます。

Joe Adkins
マネックス証券株式会社
システム開発二部
入社:2016年
 

伊藤 綾
マネックス証券株式会社
プロダクト部
入社:2019年

―― 本プログラムは、あなたにとってどのような意味を持つ活動ですか?ART IN THE OFFICEの良さを教えてください。

Joeさん:ART IN THE OFFICEの作品は、オフィスに色彩と生命を吹き込むと思います。作品が私たちの創造性を刺激し、それによって仕事がもっと面白くなり、社員が生き生きとするのでオフィスの雰囲気が明るくなります。また、作品は常に風景として存在し、勤務中に触れる機会もあるので、社員はどこか快適に過ごせているように見えます。それ以上に、本活動は風景となるまでの過程を楽しむものであり、オフィスの風土や雰囲気づくりのヒントになると捉えています。

伊藤さん:私は高校生の頃から現代アートが好きだったこともあり、4年前の入社と同時期に社内でアート部を作り、部長を務めています。現代アートは難しいと思われがちですが、社会問題などに対するメッセージ性が強い作品もあるので、ニュース番組や新聞を読むのとは違った視点を知ることができます。現代アートを扱うART IN THE OFFICEは、遠い存在の社会問題などを身近なものとして理解できるツールのひとつだと思っています。

 

―― 作家や作品の創造性に触れることで、何か刺激を受けた経験はありますか? 

Joeさん:残念ながら、刺激を受けて何か変わったということは私にはまだありません。アーティスト一人ひとり、大きな個性や違いがあり、作品もまったく違います。ですから、彼らがどのように物事をとらえて、どのように作品を創り出すのか、いろいろなスタイルを見つけることは個々人にとってとても面白い経験だと思います。

 

伊藤さん:作家さんが、自分の作品の意図を人に説明されている場面を見て、とても刺激されたことがあります。相手に何かを伝えたり説明したりする機会は、日常的に誰にでもあると思うのですが、その表現方法に刺激を受けました。伝え方にはいろいろな手法があって、正解は1つではないことを学びました。

 

―― 活動の目的のひとつである「多様性の理解促進」について実感はありますか?

Joeさん:正直まだ感じたことはありません。私は多様性よりも、創造性の方が大切ではないかと考えているからです。なぜかというと、日々の生活の中で疑問があったときやアイデアが欲しいとき、自分の中の創造性が、問題を解決することに役立つからです。とは言え、ART IN THE OFFICEの受賞作品のアートコンセプトは毎年多様で、そこから多くのイメージやスタイルをたくさん見せてくれます。アート自体はかなり多様性があるものだと思います。 

伊藤さん:Joeさんのような考えもあるのですね。そういった考えを理解することも「多様性」と言えるのかもしれません。私は以前、本プログラムの社員向けワークショップに参加したことがあるのですが、用意された多くのパーツの中からそれぞれ選び、顔を完成させるというお題がありました。みんなまったく違う顔が出来上がったので、非常に興味深かったです。アート作品を鑑賞したあとの感想も人それぞれで、正解は1つではないと思います。それが多様性ですし、私もそれで良いと考えています。

 

―― 来訪者や社員とのコミュニケーションする際に本プラグラムが話題になっていますか?

Joeさん:受賞作品は毎年まったく違うものに変わるので、その度に社内で大きな話題となります。2021年度の作品はとてもインパクトがありますね。(笑)また、プレスルームに展示されている受賞作品だけでなく、オフィス内や会議室にも作品が飾られているので、それらの作品についても話題にのぼります。オフィスには普段からさまざまなアートが展示されていて目に触れる機会が多いため、社員同士のコミュニケーションのテーマになりやすいです。

伊藤さん:取引先の方などが来社いただく際、プレスルームにアートがあるので待ち時間にご覧になる方もいらっしゃいます。お客様との打ち合わせや社員同士の会議などで緊張した空気が漂うとき、本プログラムや作品の説明を少し話すだけで、アイスブレイクになって良い雰囲気に変わります。また、新入社員に「これは何ですか?」とアートについて質問をされることもあり、入社して間もない頃は緊張の連続かもしれませんが、アートの存在によってその緊張感がほぐれるきっかけになっていると思います。

社員79名が回答した本プログラムに関するアンケートのうち、インタビューの質問内容に関連する結果のグラフと、2人のコメントを紹介します。

―― ART IN THE OFFICEのプログラムや作品はあなたにとってどのような存在ですか?

伊藤さん:アートというと敷居が高いイメージかもしれませんが、自分が働くオフィスにアートが飾っていたり、作品を制作したアーティストによる社員向けのワークショップがあったりすることで、自分にとってアートが身近な存在になりました。実際にワークショップに参加すると、さらに知らない世界が広がります。
 

―― ART IN THE OFFICEはあらゆるアーティストの作品を通して、社員が多様性に触れることを目的の1つとしています。本プログラムは多様性の理解につながっていると思いますか?

伊藤さん:私は作家さんの生き方から気づきを得ました。例えば芸術家として独立し、子育てをしながら活動を継続する女性など、会社員とはまったく違ったキャリアを持った人もいます。人それぞれ、いろいろな人生があっていい、と思えるようになりました。

―― 来訪者や同僚とコミュニケーションする際、ART IN THE OFFICEは話題になりますか?

Joeさん:プレスルームで新しい作品が完成するまでは、「今年はどんな作品だろう」と社員同士で話しますし、作品が公開されると、「見た?どう思う?」「気に入った?」「理解できた?」などと会話がはずみます。とても気にいる人もいれば、そうでない人もいて、毎年、人それぞれの反応を見るのも面白いです。

社員アンケート結果まとめ

社員向けに実施したアンケートの結果をまとめています。ぜひご覧ください。

「ART IN THE OFFICE 」受賞作品一覧

ART IN THE OFFICE 15周年