マネックスゼロ室
マネックスゼロ室
Yushi Tanabe
田邊 湧志

 

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Yushi Tanabe
田邊 湧志

 

マネックスゼロ室

Profile

 

田邊 湧志

 

マネックスグループ

2016年入社/マネックスゼロ室

 

 

topic1

0から新たなビジネスを生み出す

 

マネックスゼロ室で、主に仮想通貨関連の仕事に携わっています。マネックスゼロ室とは、いわば新規ビジネス企画室のようなもので、証券の枠を超えて新たなビジネスを創り出していこうという背景から作られました。名前の由来は、「0⇒1で新たなサービスを生み出していこう」という意味からきています。証券にとらわれず何でも自由に検討できるため、過去には友達と物々交換できるアプリのリリースなども行っていました。最近の主なテーマは仮想通貨で、各メンバーがプロジェクトごとに動いています。僕はその中でも、「マネックス仮想通貨研究所」という、仮想通貨に関する情報をまとめたオウンドメディアの運営・プロモーションを担当しています。社内では「カソウケンの男」と呼ばれています(笑)。

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topic2

若い投資家を増やすためにネット証券へ

 

ゼミの教授が投資銀行出身だったこともあり、株の取引を始めたのが、証券業界に興味を持ったきっかけでした。お金を得るという目的ではアルバイトも投資も同じですが、後者で得られるお金の重みは僕にとって次元が違いました。また、お金が動いているからこそ、自然と世の中の動向を学ぶために情報を目に向けるようにもなりました。気が付けば面白さに魅了され、投資の世界にどっぷりハマっていきましたね。しかしながら、面白さと同時に、同年代の若者の投資に対する関心のなさにも気が付きました。周りの友人に話をしても、大多数が「怖い」「どうせ損する」といったリアクションばかりで。海外では幼い頃から金融教育が施されているため投資家も多いと聞きますが、日本には体系的な教育もなく、投資をするきっかけもない状態だと考えました。「投資の面白さを伝え、もっと若い投資家を増やしたい」そんな想いに駆られ、証券業界を志すようになりました。若者とネットの親和性は高いと考え、初めからネット証券に絞って就職活動をしていました。他社の選考もいくつか受けてはいましたが、最終的にマネックスに入社を決めました。面接を通して能動的に考え、動く社員が多いと感じたのが決め手です。入社後のギャップも少なかったので、のびのび働けていますよ。最近だと午後に業務が集中する傾向にあるため、11:00に出社しています。他の社員の方とランチに行くときは、11:30には出かけることもありますが(笑)。

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大抜擢で任された仕事に四苦八苦

 

最初の配属先はUX推進室という、マネックス証券のWebサイトの制作・修正を行う部署でした。そこで約1年就業した後、今のゼロ室に異動となりました。僕から希望したわけではなかったので、上司から異動を言い渡されたときは本当に驚きました。当時僕が「仮想通貨部」という、社長の松本自ら部長を務める会社の部活動に所属していたこともあり、若手の起用に積極的な松本の意向があったのだろうと思います。新人の裁量が大きく、いろいろ任せてもらえる環境だとは聞いていましたが、まさにその通りだと思っています。 僕が異動した時にはすでに「マネックス仮想通貨研究所」は立ち上がっていましたので、そこからどうグロースしていくかが最初のミッションでした。コインチェックがグループ入りする前のことで、経験者もいないため手探りでのスタートでした。どのライターに依頼するのか、なんの記事を書いてもらうのか、サイトに上げるタイミングはいつが良いか。前例のない仕事は自由にできる分、日々模索・軌道修正しながら1つ1つ進めていく必要があります。大変ですが、それがゼロ室の仕事の醍醐味でもありますね。数値が順調に増えているため、仮想通貨の魅力が少しずつ広がっていると思うと、嬉しさや楽しさを感じます。「投資の面白さを伝え、もっと若い投資家を増やしたい」という意味では、証券も仮想通貨も同じですので。またゼロ室では定期的に松本とミーティングをし、プロジェクトの進捗共有や新たなアイデアに関する情報交換を行っています。そういった機会を活かしながら、今後更なる加速に向けていろいろチャレンジできたらと思います。

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仮想通貨の普及を目指して

 

将来的にはマネタイズできるような仕組みをどんどん作っていきたいです。チャレンジできる環境とはいえ、最終的には収益化しないとですからね。メディアとしては、キャッチ―な記事を書いてより多くの読者を呼び込むというのも大切なのですが、「仮想通貨・ブロックチェーンを広く知ってほしい」という想いは絶対に失わないようにしたいです。仮想通貨はまだまだ未成熟なフェーズにありますので、投資対象として認めてもらえるよう世の中の常識を変えていくのが、直近の目標でもあります。これからも証券業界は大きな変革を続けていきます。そうした世の中で生き残るためにも、ゼロ室が果たす役割は重要になってきます。常に世の中にアンテナを張りつつ、0⇒1の世界を楽しんでいきます。

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