マネックスグループの役員が考える「お金の未来」とは?
これからのマネックスグループが「お金の未来」についてどのように向き合い、どのような役割を担っていくのか。役員の声をご紹介します。

常務執行役勝屋 敏彦(かつや としひこ)

 

自分の投資したお金がどのように使われているのか可視化され、社会との繋がりが実感できるようになっていく

 

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「お金の未来」についてどのように考えていますか?

「お金」は、交換の媒介、価値の尺度、価値の貯蔵になるから必要だと言われますが、お金の余っている人から足りない人に融通する金融という社会的に重要な役割の主体でもあります。そして株式会社制度の発明によって経営者が会社に投じられた資本を活用することで富を増やすことが可能になりましたが、株主が経営者に意思表明する株主総会などの機会はコストの点で限られているのが現状です。


昨今のブロックチェーン技術の発展は、株主などの出資者が資本を託された経営者に対して意思表明する機会を増やすことを可能にしていくでしょう。そういう意味で、未来のお金は自分の投資したお金がどのように使われているのか可視化され、社会との繋がりが実感できるようになっていくのではないかと思います。

 

「お金の未来」について、あなたの会社や部署はどういう役割を担っていくのでしょうか?

マネックスは創業以来一歩先の未来の金融の創造を志向してきましたが、2017年秋に第二の創業と銘打って仮想通貨関連ビジネスへの参入を発表し、2018年春には我が国有数の仮想通貨取引所を営むコインチェック株式会社をグループに迎えました。仮想通貨はブロックチェーン技術を活用した代表的なフィンテックですが、コインチェックでは仮想通貨を発行して資金調達するICO(Initial Coin Offering)関連事業にも取り組み、上記のような新しい形でのお金の投資の仕方の提供も検討していきます。

 

プロフィール
1989年三菱銀行(現三菱UFJ銀行)入行。1996年カリフォルニア大学バークレー校MBA、2006年マネックス・ビーンズ・ホールディングス(現マネックスグループ)株式会社入社。2008年同社執行役員、2010年マネックスFX社長、2015年11月マネックス証券代表取締役社長等を歴任。2016年4月よりマネックスグループ執行役、2017年6月同社取締役、2017年10月同社取締役執行役チーフ・オペレーティング・オフィサー、2018年4月より同社常務執行役、コインチェック株式会社代表取締役社長。

常務執行役清明 祐子(せいめい ゆうこ)

 

「量」ではなく「使い方」「向き合い方」によって人生の質や幅を変えるチカラを持つもの

 

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「お金の未来」についてどのように考えていますか?

一人ひとりの人生をデザインし、私たちの生活の質を良くするために必要不可欠なツールにますますなっていくものと思います。「紙幣と硬貨」だったお金のかたちが多様化し、「価値の交換手段」としても広がりを見せ、今や電子的な価値の移転・交換があたりまえの時代となりました。ブロックチェーン、IoT、AI、AR・VR等の新たな技術によって、今後は、より簡単に、より楽しく、より豊かに生活することが可能になります。

 

「量」ではなく「使い方」「向き合い方」によって人生の質や幅を変えるチカラを持つもの、それが「お金の未来」なのだと思います。


「未来のお金」は、万人に共通のものから、ユーザーのニーズにあった個性を有するものまで存在し、私たちの生活のあらゆる場面で様々な選択肢を与えてくれます。そして、人や社会とのコミュニケーションをより円滑にする機能も有していくものと考えます。

「お金の未来」について、あなたの会社や部署はどういう役割を担っていくのでしょうか?

マネックス証券は「一歩先の未来の金融」を創造すべく、これまで、マネックスらしい視点から、ユニークなサービスや画期的な取組みを多く展開してきました。今後は、「証券」という領域にとどまらず、「未来のお金」とうまく付き合えるサービスや、「お金の未来」に自ら関わる事業を展開し、「お金」で人々の生活と社会をつなげる役割を担っていきたいと考えています。そのためには、異文化・異業種との融合や新技術の積極的な活用がカギとなると思います。異質なものを取り入れることで、自らの位置付けや強みを見つめなおす機会を得て、思ってもみなかったアイデアが生まれる。M&Aや資本業務提携を活用する最大の意義はそこにあります。自社発のサービス・事業から他社協業も積極的に進め、破壊的創造を繰り返していきたいです。

プロフィール
株式会社三和銀行(現株式会社三菱UFJ銀行)を経て、2006年12月より株式会社MKSパートナーズ(プライベート・エクイティ・ファンド)に参画。
2009年2月にマネックス・ハンブレクト株式会社(2017年にマネックス証券と統合)入社。2011年にマネックス・ハンブレクト代表取締役社長、2013年マネックスグループ株式会社執行役員、2016年同社執行役を経て、2018年4月より現職。

執行役ジョン・バートルマン

 

この急速な進化が始まりに過ぎないと考えています。私達は非常にクリエイティブな時代に生きているのです!

 

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「お金の未来」についてどのように考えていますか?

お金は「信頼」のひとつの要素であり、私たちが人間として大きな集団を作り共同生活をしていく上で、必要な商品やサービスの価値を決めるための信頼できる媒介です。

 

お金というものを形作る主要な経済的要素は、かつてない速さで進化しています。たとえば価値を蓄積する手段としてのお金は、ますますデジタル化され、キャッシュレスになり、指先で操作できるものになってきています。その結果、世界の最貧国の経済やマイクロビジネスに至るまで、金融サービスを浸透させることが可能になりました。デジタルマネーは現在、例えば仮想通貨が政府のお墨付きではなくコンピュータの力によって支えられているように、エキサイティングな方法で進化を続けています。

 

また交換の手段としてのお金は、ボーダレスかつ非中央集権化する方向に進化しています。中間者のコストと国境の排除のため、革新が続けられてきたことで、ソーシャルレンディング、クラウドファンディング、ブロックチェーンなどの革新が生まれました。私はこの急速な進化が始まりに過ぎないと考えています。私達は非常にクリエイティブな時代に生きているのです!

「お金の未来」について、あなたの会社や部署はどういう役割を担っていくのでしょうか?

私たちのお客様は35年間、資産運用で成功するための先進的な情報を得るために、私たちを選んでくれました。お客様は、好きなことをして生きるため、経済的自由を得ることを夢見ています。


私たちは最先端のテクノロジーを活用した、世界的に通用する金融エコシステムをお客様に提供しています。これによってお客様が最小限の努力で資金を蓄積し、増やし、クリエイティブに使うことで経済的な自由を達成することを後押しします。お金が新しい時代に向かって進化する中で、私たちの責任は時代に対応し、お客様との約束をこれからも変わらず守り続けることです。

プロフィール
1994年にフランクリン・テンプルトン・インベストメンツに入社。ノバ・サウスイースタン大学でMBAを取得した後、1999年にトレードステーショングループ(旧オメガ・リサーチ)にプロダクトマネージャーとして入社。2008年同社プロダクトマネジメントのバイスプレジデント、2014年チーフ・グロース・オフィサーを歴任。2015年にトレードステーション証券社長、2016年にトレードステーショングループ社長に就任。現在はマネックスグループ執行役を兼務。