公開買付け(TOB)が終わるまでは、The Monex Groupの具体的な将来を語ることは、法令等の制約もあり中々できなかったが、昨日TOBも完了したので、全世界の同僚に対し、Comprehensiveな形で、The Monex Groupの今とこれからを説明したい。
我々は先進的な考え方を大切にし、最先端技術を尊重し、そして資本市場の有効な機能・社会に対する貢献を信じ、過去に囚われないで新しい金融サービスを創ってきた。これは、日本でもアメリカでも香港でも同じである。その意味に於いて、我々の思いは一致していると信じている。我々はそれを更に推進すべきである。
紀元前6世紀から伝わるイソップ寓話(Aesop’s fables)には3本の棒(Three sticks)という話がある(日本では16世紀の武将毛利元就による三本の矢の話が有名)。日・米・中という三拠点で力を合わせ、我々が今まで創ろうとしてきたサービスや会社というものを、今まで以上に新しく、強く、大きくしていこう。
ここで先ずはMONEXの語源や理念について話しておきたい。
下記は、Monex Group, Inc.(MG)のWebページにも記載されている内容である。
マネックスの理念と行動指針
(企業理念)
MONEXとはMONEYのYを一歩進め、一足先の未来の金融を表わしています。
マネックスグループは、最先端のIT技術、世界標準の金融知識、そして最高の顧客サービスと投資教育により、あらゆる投資家が最良の金融市場と金融商品にアクセスできるようにすることをめざします。
(行動指針)
・お客さまと社員の多様性を尊重します
・最先端のIT技術と金融知識の追究を惜しみません
・新しい価値を創造しステークホルダーに貢献します